「やっぱりいいなぁ」無垢フローリング編5

ここまで木そのものの色のお話でしたが、もちろん色(オイル)で色を付けることがあります。

たとえば、杉。

杉は赤身と白身の色の差が激しい木ですので、新築時にはけっこう派手な雰囲気になりがちです。

広島市安佐南区 建築設計事務所 かんくう建築デザイン 階段踏板

そこで白いオイルで色を付けることで、色の差をぼかすことがあります。

ちなみにクリア塗装でも1年も経てば色の差はボケて、数年も経てば一緒になります。

 

 

 

 

 

 

 

広島市安佐南区 建築設計事務所 かんくう建築デザイン クリ塗装

茶色系のオイルで仕上げることはよくあります。

タモやナラ、クリなど、白くもなく茶色くもない木に茶色系のオイルを塗ることで、木目が浮き立ちます。

ウッド感をより出したいときに採用する事が多いですね。

そうそう、以前カリンの予定が、チークになった事があります。

 

 

広島市安佐南区 建築設計事務所 かんくう建築デザイン ヘリボーンカリンは中国から輸入するのですが、日本と中国とのトラブルで輸入が出来ず、急遽チークに変更しました。

しかしチークはカリンと比べて色が白いので、チークにオイルを塗ることで、カリンに近づけたことがありました。

こんな感じで、杉みたいに派手な木に優しさを与えたり、落ち着いた雰囲気にするために茶色系でまとめたり。

また和風に仕上げるために、ほとんどブラック色で仕上げたり。

結局、樹種や家の雰囲気、家族構成など様々なことを考慮して、決めることが多いです。

広島市安佐南区 建築設計事務所 かんくう建築デザイン 杉塗装


かんくう建築デザイン
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