優しい家7~広島の建築設計ブログ~
投稿日:2022.01.27
広島の建築設計事務所「かんくう建築デザイン」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は浴室の続きのお話です。
私が広さ以外にアドバイスする点は、扉と手摺。
写真はメーカーが出してくれる図面で、赤のマーカーが扉、青が手摺です。
ユニットバスの一般的な扉は折れ戸ですが、赤のマーカーの扉は3枚の引き戸で2/3開く扉です。
片引き戸でも同じぐらい開くのでどちらでもいいのかもしれませんが、左右どちらからでも開ける事の出来る3枚引き戸をお勧めしています。
青のマーカーが手摺です。
写真では3か所付けており、浴槽から立ち上がる用、シャワーヘッド兼用の手摺、そして扉から入ってすぐの手摺です。
扉から入った時の手摺ですが、一般的にはタオル掛けになっていて、体重を支える構造になっていません。
これを手摺に変えてタオル掛け兼用にすれば、壁づたいでも手摺を持って安全に浴槽まで移動が出来るという形です。
ちなみにこの扉からの手摺、L型にして浴槽をまたぐ時用の手摺にする事もあります。
ただその時は浴槽の蓋を収納する場所を工夫する必要があり、少々不便になってしまいます。
まぁこれはその都度お客さんの年齢や状況を考えて、アドバイスしています。
かんくう建築デザイン
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